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「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」見学 [その他もろもろ]

小雨の降るの中、東京は上野、東京国立博物館で開催中の特別展に行ってきた。

今回の売りは何と言っても、イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館蔵で、初来日の「受胎告知」が展覧さていること。それだけで、一つの部屋を設けて展示している。ダ・ヴィンチ初期の作品(ほぼデヴュー作と言っても良い)で、聖書のワンシーンである聖母マリア天使のガブリエルがキリストを身ごもることを告知するシーン。宗教画はバックヤードを知らないと理解できない面が多いが、このシーンくらいは一般知識で知っているし、またその絵のできばえから背景を知らなくても十分に見ごたえあり、楽しめる。

この展示会では、ただ「受胎告知」を見て感動、というだけでなくそれをあらゆる角度から分析をしている。そもそも今回の展示会は、ダ・ヴィンチが“万能の天才”といわれる所以を科学的に分析・解析する、というコンセプトらしく、そのため、美術展として見に行くと少し期待はずれかもしれない(もっとも、彼の絵画の作品は少ないのだが)。

今回は、手稿(彼の残した膨大なメモ)をもとに制作した模型や映像などから、彼がどういう視点で芸術を捉えていたか、というのを分析することが中心。そういう分析、解説系が好きな人にはかなりオススメ。特に「受胎告知」の「ある角度から見られることを目的として描かれた絵」というのが非常に興味深く、そのほかのものについても「天文」「流体力学」「物理」「生体学(人体,鳥)」など、一つの事象(例えば一つの絵画でも)あらゆる角度から物事を捉えているダ・ヴィンチの天才っぷりが伺える。個人的には、彼の手稿をもとに再現した、大きな「人力飛行機」が見ていて楽しかった。

あと、某電気メーカの協力で、DIS(Digital Image System)という仕組みで、絵を精細にデジタル再現していた(高性能デジカメで撮影+高精彩プリンタで出力)。確かにまったく見劣りはしないが、当然のことならが筆遣いによって生まれる立体感もないので、やっぱりそれは味気ないなと感じた。

毎度思うのだが、こういう展覧会では音声ガイドを借りるべき。ガイドを聞きたいわけではない(むしろガイドどおりの解釈しか出来なくなるから個人的には嫌い)。周囲の雑音を閉ざして集中してみたいので。

GWの合間だったが小雨が降る平日の朝に行って、「受胎告知」の絵の前に出来た行列をはじめ、「かなり混んでいるなぁ」という印象だった。が、館内の人に聞くと「休日に比べると、比べ物にならないくらい空いている」とのこと。休日にはとても入れたものではないのだろう。

もし可能であったら、平日に行くべし。期間は6/17(日)まで。
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コメント 4

coco030705

いいですね~。さすが東京。いち早くダヴィンチの不朽の名作が
見られるなんて、うらやましい。地方巡回はしなさそうなので、
東京まで行こうかなと思います。
by coco030705 (2007-05-02 19:28) 

springsnow

>ココさん
こんばんは。
そうですね…関東に住んでいるとあまり感じないのですが、やっぱり
なんでもかんでも東京に集中するのもどうかと思いますよね。
是非、たまには東京に遊びにいらしてください!!
by springsnow (2007-05-04 02:38) 

霞

はじめましてTBさせて頂きます<(_ _)>
とっても見ごたえのある展覧会でしてね。
by (2007-05-19 15:19) 

springsnow

> oruha さん
はじめまして。TB&nice!&コメントありがとうございます。
「受胎告知」は眼福ですよね、ほんと。
内容も濃くって満足な一日でした。私もTBさせていただきますね。
by springsnow (2007-05-20 22:18) 

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